タンパリング機能とは?防犯カメラへの妨害を検知する仕組みを解説
- TN(技術担当)
- 7月27日
- 読了時間: 5分
防犯カメラは設置するだけで安心だと思われがちですが、近年は犯人がカメラそのものを無効化しようとするケースも増えています。
例えば、
カメラの向きを変える
手でレンズを覆う
スプレーを吹きかける
棒などでカメラを押し上げる
カメラを壊そうとする
このような妨害行為を検知する機能が「タンパリング機能」です。
この記事では、タンパリング機能の仕組みやメリット、活用方法について、防犯カメラ専門メーカーがわかりやすく解説します。
タンパリング機能とは?
タンパリング(Tampering)とは、「妨害する」「改ざんする」という意味があります。
防犯カメラでは、カメラが故意に妨害されたことを検知する機能を指します。
異常を検知すると、
サイレン
スマートフォン通知
ライト点灯
録画開始
管理者への通知
などを自動で実行できます。

タンパリング機能が必要な理由
防犯カメラは、犯人に見える場所へ設置することが多くあります。
そのため、まず最初に狙われるのはカメラです。
もしカメラを壊されたり、向きを変えられてしまうと、その後の犯行映像が残りません。
タンパリング機能は、そのような妨害行為を検知し、犯人へ警告を発することができます。
タンパリングで検知できること
機種によって異なりますが、一般的には次のような異常を検知できます。
カメラの向きが変わる
犯人がカメラを押したり、別の方向へ向けると異常を検知します。
レンズが覆われる
手や布、ガムテープなどでレンズを隠した場合も検知できます。
レンズへのスプレー
塗料やスプレーなどで映像が見えなくなった場合も異常として検知します。
急激な明るさの変化
突然真っ暗になる、または画面全体が異常に明るくなるなど、映像全体が急激に変化した場合にも検知できる機種があります。
AIカメラと組み合わせるとさらに効果的
タンパリングを検知すると、自動で
サイレン
白色スポットライト
赤青ライト
スマートフォン通知
を動作させることができます。
つまり、犯人が「カメラを無効化しようとした瞬間」に、警報を鳴らすことができます。

低い位置のカメラには特におすすめ
タンパリング機能は、人が手で届く高さに設置するカメラで特に効果を発揮します。
例えば、
店舗の入口
裏口
勝手口
室外機周辺
駐車場出入口
倉庫入口
などです。
これらは、犯人が最初に接近しやすい場所でもあります。
低い位置のカメラには特におすすめ
タンパリング機能は、人が手で届く高さに設置するカメラで特に効果を発揮します。
例えば、
店舗の入口
裏口
勝手口
室外機周辺
駐車場出入口
倉庫入口
などです。
これらは、犯人が最初に接近しやすい場所でもあります。
実際の施工事例
先日施工したラーメン店では、室外機と給湯器が盗難被害に遭ったことをきっかけに、
AIカメラを導入しました。
建物の構造上、一部のカメラは比較的低い位置への設置となりましたが、すべてのAIカメラにタンパリング機能を設定。
営業時間外に
店内
裏口
給湯器周辺
へ立ち入ると、
サイレン
白色ライト
赤青ライト
スマートフォン通知
が動作するよう設定しています。
万が一、犯人がカメラを覆ったり、向きを変えようとした場合でも、異常を検知し、
即座に警報を発するシステムとなっています。
タンパリング機能のメリット
犯行前に威嚇できる
カメラへの妨害を検知した時点で警報を鳴らせます。
証拠が残りやすい
カメラを無効化される前に異常が記録されます。
スマホへすぐ通知
外出先でもリアルタイムで異常を把握できます。
AIカメラと相性が良い
人物検知と組み合わせることで、より高度な防犯システムになります。
よくある質問
Q. タンパリング機能は通常の防犯カメラにもありますか?
機種によります。
一般的な防犯カメラには搭載されていないことも多く、AIカメラや高機能モデルで利用できる場合があります。
Q. 誤検知することはありますか?
極端な天候やメンテナンス時などを除けば、適切に設置・設定することで不要な検知を抑えられます。検知条件は設置環境に合わせて調整することが重要です。
Q. タンパリング機能だけで侵入者を防げますか?
タンパリング機能はカメラへの妨害を検知する機能です。人物検知や車両検知、サイレン、ライト、スマートフォン通知などと組み合わせることで、より高い防犯効果が期待できます。
まとめ
タンパリング機能は、防犯カメラへの妨害行為を検知する重要な機能です。
カメラの向きを変えられたり、レンズを覆われたりしても異常を検知し、サイレンやライト、スマートフォン通知などを自動で動作させることで、被害の拡大を防ぐ効果が期待できます。
特に、手の届く位置に設置するカメラや、店舗の裏口、室外機、給湯器、駐車場出入口など、侵入者が接近しやすい場所では大きな効果を発揮します。
AIカメラの人物検知や車両検知と組み合わせれば、「録画する防犯カメラ」から「犯罪を未然に防ぐ防犯システム」へと進化します。


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