空き家の防犯対策|不法侵入・窃盗から家を守る方法
- TN(技術担当)
- 8月7日
- 読了時間: 7分
更新日:8月8日
相続した実家や転居後の住宅など、長期間人が住んでいない「空き家」。
人の出入りが少ない空き家は、不法侵入や窃盗、不法投棄などの被害に遭いやすく、適切な防犯対策が必要です。
特に問題なのは、被害が発生してもすぐには気づけないことです。
自宅であれば物音や異変に気づけますが、離れた場所にある空き家では、次に訪問するまで被害を把握できないこともあります。
そこで有効なのが、AIカメラやスマートフォンへの通知機能を活用した遠隔監視です。
この記事では、空き家で考えられる犯罪リスクと、効果的な防犯対策について解説します。
なぜ空き家は犯罪に狙われやすい?
空き家が狙われやすい最大の理由は、**「人がいないことを確認されやすい」**ことです。
例えば、
郵便物がたまっている
雨戸が長期間閉まっている
夜になっても照明がつかない
庭の草木が伸びている
人や車の出入りがない
といった状態が続けば、外から見ても空き家だと推測されやすくなります。
犯罪者が事前に何度か周辺を訪れ、人が住んでいるか確認する可能性も考えておく必要があります。
空き家で考えられる主な被害
空き家で注意したいのは、空き巣だけではありません。
不法侵入
無人であることを利用して、建物内へ勝手に侵入される可能性があります。
一度侵入されると、繰り返し出入りされるケースも考えられます。
金品・設備の盗難
家財だけでなく、
エアコン
室外機
給湯器
電線
金属製品
工具
なども盗難の対象になります。
特に室外機や給湯器などの屋外設備は、建物内部へ侵入しなくても持ち去られる可能性があります。
不法投棄
敷地内にゴミや廃材を捨てられることもあります。
人目につきにくい空き家ほど注意が必要です。
放火・火災
放火だけでなく、侵入者による火の不始末なども大きなリスクです。
周辺住宅へ被害が広がる可能性もあるため、防犯とあわせて管理が重要になります。
無断使用・居座り
空き家へ侵入し、寝泊まりなどに使われてしまう可能性もあります。
「誰も来ない場所」と認識されないことが重要です。

空き家は「侵入された後」より「近づいた段階」で対策する
一般的な防犯カメラは、犯罪が起きた後の映像確認には非常に役立ちます。
しかし空き家の場合、それだけでは十分とはいえません。
例えば、1週間後に空き家を訪れて、「窓が割られている」ことに気づき、そこで初めて録画映像を確認しても、すでに被害は発生しています。
そのため空き家では、「証拠を残す」+「侵入を未然に防ぐ」という考え方が重要です。
AIカメラなら人物を検知して自動で警戒
AIカメラでは、カメラの映像から人物を識別できます。
営業時間のある店舗とは異なり、空き家では基本的に人が立ち入る機会が少ないため、AI人物検知との相性が良い場所でもあります。
例えば、敷地内へ人が入ったことを検知すると、
人物検知↓白色ライト点灯↓サイレン・音声警告↓赤青ライト点灯↓スマートフォンへ通知
といった動作を自動化できます。
犯人が建物へ侵入してからではなく、敷地へ入った段階で威嚇できることが大きなメリットです。
スマートフォンで離れた場所から確認
空き家の所有者が、近くに住んでいるとは限りません。
「実家は千葉県だが、自分は東京都に住んでいる」といったケースも珍しくありません。
遠隔監視に対応した防犯カメラであれば、現地まで行かなくてもスマートフォンから映像を確認できます。
AIカメラから人物検知の通知が届いた場合も、その場でライブ映像を確認できます。
毎日現地へ見回りに行けない空き家だからこそ、遠隔監視は非常に有効な機能です。
夜間はライトを点灯してカラー撮影
空き家への侵入は、周囲から見えにくい夜間にも注意が必要です。
通常は赤外線による白黒撮影を行い、人物を検知したときだけ白色ライトを点灯させるAIカメラもあります。
ライトが点灯することで、
人物の服装
持ち物
車両の色
などをカラー映像で確認しやすくなります。
同時に突然ライトが点灯するため、侵入者に対する威嚇にもなります。
「警告しています」と分からせることも重要
空き家対策では、犯罪者に「この家は管理されている」と思わせることが重要です。
そのため、
防犯カメラ
センサーライト
防犯ステッカー
AIカメラの警告音声
サイレン
赤青ライト
などを組み合わせる方法があります。
防犯カメラを隠すのではなく、あえて分かりやすく設置することが有効なケースもあります。
カメラを壊されることも想定する
空き家では、人がいないことを利用して、防犯カメラそのものを狙われる可能性もあります。
例えば、
カメラの向きを変える
レンズを手や物で覆う
スプレーを吹きかける
といった妨害です。
そこで役立つのがタンパリング機能です。
カメラへの妨害を検知し、サイレンやスマートフォン通知などにつなげることで、カメラを無効化されるリスクを低減できます。
特に人の手が届きやすい高さへカメラを設置する場合には、有効な機能です。

空き家におすすめの防犯カメラ設置場所
空き家では、ただ台数を増やすのではなく、侵入経路を押さえることが重要です。
玄関
最も基本となる監視場所です。
訪問者だけでなく、不審者の下見なども記録できます。
勝手口・裏口
道路側から見えにくく、侵入経路として狙われやすい場所です。
駐車場・敷地入口
建物に近づく前の段階で人物や車両を確認できます。
室外機・給湯器周辺
設備盗難への対策として監視しておきたい場所です。
人目につかない窓
道路から見えにくい建物側面や裏側の窓は、侵入経路になりやすいため注意が必要です。

インターネット回線がない空き家でも遠隔監視できる?
空き家では、「光回線を解約してしまった」というケースもあります。
遠隔監視には通信環境が必要ですが、設置場所や通信状況によっては、ホームルーターなどを利用して遠隔監視システムを構築できる場合があります。
光回線の工事が難しい空き家でも、最初から諦める必要はありません。
現地の通信環境を確認したうえで、適した方法を検討します。
防犯カメラ以外の空き家対策も重要
AIカメラだけですべての犯罪を防げるわけではありません。
防犯効果を高めるためには、
郵便物をためない
庭の草木を定期的に手入れする
壊れたフェンスや窓を放置しない
補助錠を設置する
センサーライトを設置する
定期的に建物を確認する
などの対策も重要です。
「放置されている家」に見せないことが、基本的な防犯対策になります。
空き家の防犯対策なら関東セキュリティへ
空き家の防犯で重要なのは、犯罪が発生した後に映像を確認するだけではありません。
不審者の接近を検知し、その場で威嚇し、離れた所有者へ知らせること。
AIカメラなら、
人物検知
サイレン
音声警告
白色ライト
赤青ライト
スマートフォン通知
遠隔監視
タンパリング検知
などを組み合わせた防犯システムを構築できます。
関東セキュリティでは、建物の構造や周辺環境、インターネット環境、ご予算などを確認したうえで、必要な場所に必要な機能を配置する防犯カメラシステムをご提案しています。
「離れて暮らす実家が心配」
「空き家へ不審者が入っていないか確認したい」
「室外機や給湯器の盗難を防ぎたい」
「光回線がないが遠隔監視をしたい」
といったお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。



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